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玄米備蓄

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我が家では、有事に備えて米を備蓄している。2010年の春(3月から4月)にアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火した。天明の飢饉も、同じアイスランドのラキ火山とそれに引き続くグリムスヴォトン火山の噴火が原因だったとされている。2010年の噴火の火山性ガスの噴出量は、4月終わりの時点で、1784年の噴火の噴出量の最初の部分のそれと同程度だった。私はこれで、2011年は飢饉の年になると踏んで、玄米の真空パックを大量発注し、居間に積み上げたという次第である(写真左)。

幸いにして、2011年の噴火は5月に入ると終息に向かった。一方、1784年の噴火は5カ月続き、さらに別の火山も噴火したので、総噴出量は2011年の10倍に達していたはずである。2011年に噴火が1カ月で終わったのは、我々にとって大変幸いだったと思う。

その1年後に日本で大震災が起こり、いろいろな事件が起こったが、居間に米が備蓄してあって、マンションに立て篭もっても何とか食いつなげるという安心感は大変ありがたかった。その備蓄の最後の段ボールがまだある(写真右、2011年4月20日とメモされている)。

結果的に深刻な食糧不足は起きなかったので、大量の玄米備蓄を我が家は抱えることになった。真空パックした玄米は、ほとんど変質していないと思う。このほとんど4年前の超古古米を未だにありがたく玄米がゆにしていただいている。家に備蓄があれば、いろいろ工夫しておいしく食べるようにするのが人間の性である。我が家では、玄米炊きの炊飯器を買い、家で食べる米は主に玄米になった。玄米は腹もちがよく、研究の合間の小腹がすいたときのおやつに好適である。女房は、お通じが大変良くなったと喜んでいる。実際見事な「大」が毎日定期的に来るのは私も実感している。